24時間テレビの定番のエンディング曲『サライ』いつからなぜ使われている?

夏の終わりの恒例チャリティー番組『24時間テレビ「愛は地球を救う」』が、今年も8月21日(土)、22日(日)に放送されます。
今回で44回目となりますが、今年も昨年同様新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、両国国技館で無観客での開催になります。
24時間テレビの定番のエンディング曲といえば、『サライ』が思い浮かぶ方は多いのではないでしょうか。
24時間テレビのエンディングの際、マラソンランナーがゴールするときにスタジオみんなで応援を兼ねて合唱していますよね。
今では定番化していますが、いつから『サライ』が使われているかご存知でしょうか。
今回は、“24時間テレビの定番のエンディング曲『サライ』いつからなぜ使われている?”についてお届けします。
24時間テレビの定番のエンディング曲『サライ』いつからなぜ使われている?
24時間テレビのエンディング曲は、第1回から『サライ』だったと思われている方も多いのではないでしょうか。
そう思うくらい今では定番化していますが、実は第15回から使用され始めた曲なのです。
『サライ』は、1992年の第15回記念として、加山雄三さんがギターで作曲し、全国の視聴者から寄せられた愛のメッセージを基に谷村新司さんが代表作詞としてとりまとめて、24時間以内に一本の歌として制作しようという試みでできた曲のようです。
放送中に送られてくるメッセージをまとめて作詞して、作曲までして曲として24時間で完成させるなんてとても大変だったと思います。
加山雄三さんはサライの誕生秘話で
番組内で出来た曲なので、それ以降毎年のように番組エンディングで使われるようになったんですね。
『サライ』以前のエンディング曲
『サライ』は第15回から使われ始めたので、それ以前に使用されていたエンディング曲も気になりますよね。
最初の頃から24時間テレビを見ていた方は、以前の曲の方が好きな方も多いようです。
「LOVE SAVES THE EARTH」(ラブ・セーブス・ジ・アース、愛は地球を救う)
24時間テレビが開始された1978年(第1回)から1991年(第14回)の放送まで使用されていたテーマ曲です。
作曲・編曲は、この番組の音楽監督として参加した大野雄二氏。主に番組オープニングとエンディング、提供クレジットなどで使用されていました。
1992年以降は番組のリニューアルで大野雄二氏が降板したことに伴い、放送では使用されなくなったそうです。
「エバー・グリーン・ラブ〜人間という名の大きな樹」(Ever green love ひとというなのおおきなき)
作詞:山川啓介作曲:大野雄二歌:東京少年少女合唱隊
24時間テレビの第5回(1982年)から第14回(1991年)まで使用されていたテーマソングです。
第12回(1989年)には永作幸雄氏の編曲で、アレンジを新たにしたニューバージョンが登場、その年のオープニングとフィナーレの冒頭で披露している。しかし、『LOVE SAVES THE EARTH』と同じで、1992年に番組の大幅なリニューアルに伴い同楽曲が使用されなくなったため、使用されたのは3年と短期間に留まり、その後は聴くことが出来なくなったそうです。
ニューバージョンは調べましたが出てきませんでした。
24時間テレビ『チャリティーソング』
『24時間テレビ44 想い~世界は、きっと変わる。』の特別企画「想いよ響け!日本に届けたい歌」でチャリティーソングの披露があるそうです。
この曲の制作は、東京五輪開会式で国歌斉唱を務めた歌手・MISIA、20歳の天才ピアニスト・紀平凱成、「北の国から」など数々の名曲を世に送り出しているシンガーソングライター・さだまさしの3人で行うようです。
プロジェクトを始めるにあたりMISIAは、「心の中に降り積もったものを解き放ち、癒やすのが音楽。音楽で皆さんの力になれたら、ミュージシャンとして幸せ」と語ったそうです。また、「一人で作るよりも、たくさんの人と作った方が、想いが伝わる。強力なアーティストに協力をお願いした」と、かねてから交流のあった紀平、さだの2人に協力を呼びかけて3人での制作になったそうです。
どのようなチャリティーソングが出来上がるのか楽しみですね!
詳細が分かり次第更新していきます。
まとめ
“24時間テレビの定番のエンディング曲『サライ』いつからなぜ使われている?”についてお届けしました。
番組内で制作された曲で時間制限がある中、今ではみんなが知っている曲を作るなんてすごいですね!
これからも使われ続けていくのではないでしょうか。
また、今回新たに制作されるチャリティーソングにも注目ですね!
本日は、最後まで読んでいただきありがとうございます。
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