7人制ラグビーのルールは?15人制ラグビーとの違いは?

セブンズという、皆さん聞いたことがありますか?
2019ラグビーワールドカップ日本大会の開催、また日本代表の活躍により15人制ラグビーは日本で多くの方に知られるきっかけになりました。
日本はそれ以前に、ラグビーで世界4位になっているんです!!
それが、2016年のリオオリンピックで初めて正式種目として実施された、7人制ラグビー(セブンズ)です!
リオオリンピックでは、強豪ニュージーランドを破りメダルまで後一歩でした。
東京オリンピックでは、残念ながら11位という結果に終わってしましました。
今回は、“7人制ラグビーのルールは?15人制ラグビーとの違いは?”についてお届けします。
目次
7人制ラグビーのルールは?
7人制ラグビーも基本的なルールは15人制ラグビーと変わりません。
変わらないと言っても15人制のルールも分かりずらいので、まずはラグビーの“基本知識”と“基本ルール”は知っておきたいですね。
15人制ラグビーとの違いは?
7人制と15人制は基本ルールは変わらないけど、何が違うのでしょうか?
一つずつ紹介していきますね。
プレー人数
その名の通りですが、まず違うところは人数です。
7人制は1チーム7人のグランド上では計14人で試合を行います。
FW(フォワード)3人、BK(バックス)4人
しかし、グランドのサイズは15人制と一緒のため、半分以下の人数でプレーすることになります。
1人あたりのスペースが広いため、個々の能力はもちろんチームとしての戦術も大きく勝敗に関わってきます。
試合時間
この点も大きく違います。
15人制では、前後半40分ハーフの計80分ですが、
7人制は、前後半7分ハーフの計14分です。
見ている側としては、あっという間に終わってしまう感じがするかもしれません。
その代わり、7人制の場合は1日の試合数が2〜3試合と15人制では考えられない試合数をこなしていきます。
キックオフ
試合開始は15人制と同じでドロップキックから始まります。
しかし、トライ後のキックオフを蹴るチームが違います。
15人制だとトライを取られた側がキックを蹴って試合再開しますが、7人制ではトライを取った側がキックを蹴って再開します。
15人制と試合時間も違うため、ボールをキープする時間が長いだけ有利に試合を進めることができます。
そのため、キックオフからボール確保が大事になり、様々な戦術・競り合いが繰り広げられます。
ゴールキック
トライ後のゴールキックも15人制とは違った方法で行います。
7人制では15人制のようにキックティは使用せず、ドロップキック限定でゴールを狙います。
また、蹴るまでの時間もトライ後30秒と試合の迅速化のために短くなっています。(15人制は90秒)
7人制(セブンズ)の魅力
7人制にも15人制とは違った魅力があります!
7人制ラグビーならではの魅力とななんでしょうか?
見やすさ
15人制のグランドに両チーム合わせても14人の人数しかいないため、どこで何が行われているのかが見やすくなっています。
15人制だと密集ができやすく、観客席から見えない部分が多くがありますよね。
7人制では、密集になっても人が少ないためすぐにボールが出ることが多いです。
そのため、ボールがどこにあるかもわかりやすく、初心者の方でも見やすいです。
スピード感
試合時間も短いため、あっという間に試合が終わるというのもありますが、トライになるのも早いです。
スペースが広いため、ステップや緩急をつけたスピードなどの個人技で、1人の選手が抜けると一気にトライにつながるケースが多いです。
密集の時間も短い為、ボールの動きも早い為、ゲームの展開も15人制と比べてスピード感があります。
まとめ
7人制(セブンズ)は、広いスペースで見やすく、ゲーム展開のスピード感があるのが特徴です。
試合時間も短いため初心者の方でも楽しめると思います。
オリンピック競技になり男女ともに注目を集めている種目で、春には全国各地でセブンズの大会が開かれています。
また、国体のラグビー青年はセブンズ (少年は15人制)で開催され、国体から日本代表やトップリーガーになった選手もいます。
近くで開催の際には、是非足を運んでみてください!
15人制はもちろんですが、7人制にも興味を持っていただき、ラグビーを楽しんでいただければと思います。
次のオリンピックではメダル獲得に向けて頑張ってほしいです!!みんなで応援しましょう!!
本日は、最後まで読んでいただきありがとうございます。
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